人権週間について
12月は人権週間です ~「誰か」のことじゃない~
第76回人権週間 12月4日~12月10日
人権は、相手の気持ちを考える思いやりの心、違いを認め合う心があってはじめて守られます。
令和の時代となっても、いまだに不当な差別や人権問題が存在し、情報化社会によって複雑なものになっているのが現状です。
誰もが安心して幸せに暮らしていくために、見知らぬ「誰か」のことではなく、身近に起きている問題として皆さんで人権について考えてみましょう。
なぜ12月なのか?
世界人権宣言の採択(1948年12月10日)
国際連合は、世界人権宣言が採択された12月10日を「人権デー」と定めています。
日本では毎年、12月4日から12月10日を「人権週間」と定め、全国的に人権啓発活動をおこなっています。
※世界人権宣言とは、初めて人権の保障を国際的にうたった画期的なものであり、「すべての人間は生まれながらにして自由であり、かつ尊厳と権利とについて平等である(第1条)」と記載されています。
人権問題について考えてみましょう!
私たちの身近で起きている人権問題について、いじめや虐待、暴力やハラスメントなどがあります。近年では、スマートフォンの普及により、インターネット上の誹謗中傷やプライバシーの侵害が多く起きているほか、LGBTや性的マイノリティに対する差別や偏見もクローズアップされています。多様化する人権問題への理解を深め、違いを認め合う心を育んでいくことが大切です。
「私には関係ない」と捉えるのでなく、様々な人権問題を「自分のこと」として考えることが、解決に向けて必要なことではないでしょうか。
一人で悩まず、まずは気軽に相談を
「差別やいじめを受けている」「生きづらさを感じる」と思ったときは、一人で悩まず、まずは自分の思いを話してみましょう。
人権相談窓口のご案内
○ふくおか人権ホットライン ※弁護士による無料電話法律相談
TEL 092-724-2644 (毎月第4金曜日 15:00~18:00)
〇 みんなの人権110番
TEL 0570-003-110 (平日 8:30~17:15)
〇 子どもの人権110番
TEL 0120-007-110 (平日 8:30~17:15)
○女性の人権ホットライン
TEL 0570-070-810 (平日 8:30~17:15)
○外国語人権相談ダイヤル
TEL 0570-090-911 (平日9:00~17:00)
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