史跡・文化財
山頭火と木村緑平
俳人・種田山頭火を語る時に忘れてはならない人物が、山頭火の経済的、精神的な援助者であった木村緑平です。
二人の出会いは大正8年4月で、ともに俳句を愛でる間柄は、山頭火をして「逢いたい捨炭山が見えだした」と詠ませるほどだったようです。
糸田に足を運ぶこと14回、緑平宅の心温まるもてなしと語らいに、山頭火は生涯書き綴った日記を全冊、緑平に託しました。
当時、明治豊国病院の内科医であった緑平と、漂泊の俳人・山頭火。糸田町を舞台にしたこの二人の文芸活動を記念して、町では皆添橋に俳句のレリーフを設置し、併せて山頭火と緑平のつながりについて説明板を取り付けています。
また、図書館横のミニパークに二人の俳句の入ったモニュメントも建立。
今後、二人の文芸活動を活用して文化の里づくりにも力を入れるようにしています。
場所 | 糸田町皆添橋 |
アクセス | 公共交通機関 平成筑豊鉄道糸田駅から徒歩1分 |
問い合わせ | 電話番号:0947-26-1232 |
地図
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