7月は「同和問題啓発強調月間」です
【同和問題とは】
日本における歴史の中で形づけられた身分制度により、一部の人々は長い間、住む場所、職業、結婚、交際、生活のあらゆる面で厳しい制限を受け、差別されてきました。同和問題は、「同和地区」「被差別部落」などと呼ばれる地域の出身であることや、そこに住んでいるというだけで、日常のさまざまな場面で差別を受ける問題を言い、現在も残っている重要な問題です。
【過去のことではない】
差別はまだ無くなっていません。インターネットやSNSを悪用して、差別を助長する表現やデマ、個人の名誉やプライバシーを侵害する書き込みなど、差別は形を変え、ますます巧妙で陰湿になっており、いまだ差別の発生は後を絶ちません。
【平和な世界を目指して】
『平和』には「戦争や紛争がなく、世の中が穏やかな状態であること」のほかにも「心配やもめごとがなく、穏やかなこと」という意味が含まれます。
私たちの社会は、人種・性別・年齢・国籍・宗教や心情など様々な要素がそれぞれ異なる人たちによって構成されています。その要素のどれか一つでもマイナスなイメージに広がってしまうと、不安から心配やもめごとがおき、穏やかな社会生活を送ることが困難になってしまいます。
コロナ過での生活様式の変化など様々なことを経験した今、相手の立場・考えを尊重し、お互いの違いを認め合うことの大切さを今一度振り返りましょう。
「差別をしない!させない!許さない!」という意識を一人ひとりが持って行動し、社会に残る様々な差別や不合理な偏見を解消していきましょう。
【期間中の取り組み】
啓発タオルの配布、のぼり旗の設置など様々な啓発活動に取り組みます。
■糸田町の児童・生徒たちの人権作品を展示
小・中学校、町立保育所の生徒・児童たちが制作した人権ポスターは、8月末まで町内各施設にて展示を予定しています。子どもたちの作品を鑑賞しながら、人権について考えていきましょう。
~問い合わせ先~
糸田町役場人権推進課
TEL 0947-26-4024
人権相談窓口
◇ふくおか人権ホットライン
電話092-724-2644(毎月第4金曜日:午後3時~午後6時)
※弁護士による無料電話法律相談
◇みんなの人権110番
電話0570-003-110(平日:午前8時30分~午後5時15分)
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