予防接種
定期予防接種は田川市郡内の協力医療機関で受けられます。
定期予防接種の詳細については、「保健事業予定表」よりご確認ください。
HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチン定期予防接種に関するお知らせ
HPVワクチンの定期予防接種について国は、平成25年より接種の積極的勧奨を差し控えていました。
しかし、最新の知見を踏まえ、改めてHPVワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められました。
積極的勧奨の差控えにより接種機会を逃した方について、公平な接種機会を確保する観点から、従来の定期接種の対象年齢を超えて接種を行うこと(キャッチアップ接種)の対応(キャッチアップ接種)を実施しますのでご
案内いたします。
●ヒトパピローマウイルス感染症とは
ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性経験のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。子宮頸がんは、このHPVの感染が原因と考えられています。
●HPVワクチンについて
現在、HPVワクチンは、2価ワクチン(サーバリックス)、4価ワクチン(ガーダシル)、9価ワクチン(シルガード9)の3種類あります。
2価ワクチン(サーバリックス)、4価ワクチン(ガーダシル)は、子宮頸がんをおこしやすい2種類(型)の感染を防ぐことで、子宮頸がんの原因の50~70%を防ぎます。9価ワクチン(シルガード9)は、子宮頸がんをおこしやすい7種類(型)の感染を防ぐことで、子宮頸がんの原因の80~90%を防ぎます。
定期接種対象者
小学生6年生から高校1年生相当の女子
接種回数・接種スケジュール
医療機関でご相談のうえ、どれか1種類のワクチンを接種します。
ワクチンの種類や接種する年齢によって、接種回数や接種間隔が少し異なります。
9価ワクチン(シルガード9)の標準的なスケジュール
・1回目の接種を15歳になるまでに、9価ワクチン(シルガード9)を接種する場合中学1年生の間に、6ヶ月の間隔をおいて2回接種を行います。
・1回目の接種を15歳になってから、9価ワクチン(シルガード9)を接種する場合
2か月の間隔をおいて2回接種した後、1回目の接種から6ヵ月の間隔をおいて1回の接種を行います。
2価ワクチン(サーバリックス)の標準的なスケジュール
中学1年生の間に、1ヵ月の間隔をおいて2回接種を行った後、1回目の接種から6ヵ月の間隔をおいて1回の接種を行います。4価ワクチン(ガーダシル)の標準的なスケジュール
中学1年生の間に、2ヵ月の間隔をおいて2回接種を行った後、1回目の接種から6ヵ月の間隔をおいて1回の接種を行います。接種費用
無料
これまでに2価ワクチンまたは4価ワクチンを1回または2回接種した方へ
原則として同じ種類のワクチンを接種することをお勧めされていますが、医師と相談の上、途中から9価ワクチンに変更し、残りの接種を完了することも可能です。
※この場合にも、公費で接種することができます。
接種を希望する場合
事前に医療機関を予約し、保険証、接種される方の母子手帳をもって病院を受診してください。
ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの接種を逃した方へ~キャッチアップ接種のご案内~
HPVワクチンの定期予防接種について国は、平成25年より接種の積極的勧奨を差し控えていました。
しかし、最新の知見を踏まえ、改めてHPVワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことが確認さ
れ、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められました。
積極的勧奨の差控えにより接種機会を逃した方について、公平な接種機会を確保する観点から、従来の定期接種
の対象年齢を超えて接種を行うこと(キャッチアップ接種)の対応(キャッチアップ接種)を実施しますのでご
案内いたします。
キャッチアップ接種の対象となる方
次の2つを満たす方が、あらためて接種の機会をご提供する対象となります。
<令和5年度にキャッチアップの対象となる予定の方>
- 1997年(平成9年)4月2日生まれから2007年(平成19年)4月1日生まれまでの女子
- 過去にHPVワクチンの接種を合計3回受けていない
<令和6年度にキャッチアップの対象となる予定の方>
- 1997年(平成9年)4月2日生まれから2008年(平成20年)4月1日生まれまでの女子
- 過去にHPVワクチンの接種を合計3回受けていない
☆過去に接種したワクチンの情報(ワクチンの種類や接種時期)については、母子健康手帳や予防接種済証等でご確認ください。
キャッチアップ接種の期間について
令和4年4月から令和7年3月までの3年間
接種費用
無料(対象期間を過ぎますと、自己負担となります。)
接種を希望する場合
事前に医療機関を予約し、保険証、接種される方の母子手帳をもって病院を受診してください。
ワクチンの効果とリスク
2価ワクチン(サーバリックス)、4価ワクチン(ガーダシル)は、子宮頸がんをおこしやすい2種類(型)の
感染を防ぐことで、子宮頸がんの原因の50~70%を防ぎます。
9価ワクチン(シルガード9)は、子宮頸がんをおこしやすい7種類(型)の感染を防ぐことで、子宮頸がんの
原因の80~90%を防ぎます。
HPVワクチン接種後には、接種部位の腫れ、赤みなどが起こることがあります。
まれに、重いアレルギー症状や神経系の症状が起こることがあります。また、広い範囲の痛み、手足の動かしに
くさ、不随意運動(動かそうと思っていないのに体の一部が勝手に動いてしまう)といった多様な症状が報告さ
れています。
副反応について
多くの方に、接種を受けた部分の痛みや腫れ、赤みなどの症状が起こることがあります。
筋肉注射で、インフルエンザの予防接種等と比べて、痛みが強いと感じる方もいます。
ワクチンの接種を受けた後に、まれにアレルギー症状(呼吸困難や蕁麻疹)や頭痛・嘔吐・手足の力が入りにく
いなどの重い症状が起こることがあります。また、広い範囲の痛み、手足の動かしにくさ、不随意運動といった
多様な症状が報告されています。
ワクチンが原因となったものかどうかわからないものをふくめて、接種後に重篤な症状として報告があったの
は、ワクチンを受けた1万人あたり約6人です。
ワクチンを合計3回接種しますが、1回目、2回目に気になる症状が現れたら、それ以降の接種をやめることがで
きます。
厚労省ホームページ
高齢者肺炎球菌ワクチン接種の助成による接種について
高齢者肺炎球菌ワクチン接種の助成による接種は
令和6年3月31日で終了します
70歳から100歳までの5歳きざみの年齢の人を対象とするのは、国が予防接種法で定めた時限措置(期間が限られている措置)であり、令和6年3月31日までとなっています。
●令和6年4月1日以降の対象者
・当該年度に65歳に到達する人
・60歳以上65歳未満の人で、心臓、腎臓、呼吸機能に障害がある人、またはヒト免疫不全ウイルスの影響で免疫機能に障がいがある人で極度に日常生活が制限されている人(身体障がい者手帳1級相当)
接種を希望される人は忘れずに令和6年3月31日までに接種ください
これまでに、肺炎球菌ワクチン(商品名 ニューモバックスNP)の接種を受けたことがない人で、次に該当する町民が対象です。該当する人は令和6年3月31日までの接種を逃すと定期予防接種として助成を受けることが出来ないため、注意ください。
65歳(昭和33年4月2日から昭和34年4月1日までに生まれた人)
70歳(昭和28年4月2日から昭和29年4月1日までに生まれた人)
75歳(昭和23年4月2日から昭和24年4月1日までに生まれた人)
80歳(昭和18年4月2日から昭和19年4月1日までに生まれた人)
85歳(昭和13年4月2日から昭和14年4月1日までに生まれた人)
90歳(昭和8年4月2日から昭和9年4月1日までに生まれた人)
95歳(昭和3年4月2日から昭和4年4月1日までに生まれた人)
100歳(大正12年4月2日から大正13年4月1日までに生まれた人)
肺炎球菌感染症とは
肺炎球菌という細菌によって引き起こされる病気です。
この菌は、主に気道の分泌物に含まれ、唾液などを通じて飛沫感染します。
日本人の約3~5%の高齢者では鼻や喉の奥に菌が常在しているとされます。
これらの菌が何らかのきっかけで進展することで、気管支炎、肺炎、敗血症などの
重い合併症を起こすことがあります。
接種料金
自己負担3,000円(生活保護受給者は無料)
★問合せ先:糸田町保健センター 0947-49-9020
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